お知らせ

あの時、あの瞬間に「ナイスキー」をコメント化できたことは、福岡ギラソールの宝物。

昨日の最終戦をもちまして、今シーズンの全日程が終了いたしました。
最後まで熱いご声援をいただき、誠にありがとうございました。

昨日のYouTube LIVEをご覧になった皆様は、ある「変化」にお気づきだったかもしれません。
それは、試合展開に合わせたリアルタイム・コメントの導入です。


選手の一言から始まってからの「ぶっつけ本番」

きっかけは、試合当日の選手からコーチへの、何気ない相談でした。
「YouTubeだと今何対何なのか分かりづらいから、コメント欄とか使えないですかね?」

そのリクエストがスタッフの私に届いたのは、なんと本番直前。
「えっ、今から!?」「どうやるの!?」とパニックになりながら、必死に設定をググり、冷や汗をかきながらテスト。
まさに「未完成のまま、走りながら作る」ような手探り状態で配信の時間を迎えました。


必死すぎて、もはや「ひとり言」

いざ試合が始まると、もう戦場です。
YouTubeにスコアを打ち込み、その瞬間にホームページの速報も更新。
指がもつれそうになりながら、慣れてくると今度は、溢れ出る想いが指先に漏れ出しました。

「ナイスキー、みさ!」 (矢山美沙選手
「ナイスキー、あき!」 (大熊亜希選手

正直、初めての試みすぎて余裕がなく、ファンの皆様と交流するどころか、私の「熱い独り言」が一方的に流れるだけのシュールなチャット欄になってしまいました。
盛り上がるとは程遠い、客観的に見れば「これ、意味あるのかな?」という状態だったかもしれません。

しかし、その必死な打ち込みの中で、ふと気づかされたことがありました。


「今」を刻む

矢山選手(みさ)や大熊選手(あき)に対して、こうしてリアルタイムで「ナイスキー!」と叫べる機会が、これから先にあと何度あるだろうか。

もちろん、一日でも長くコートに立ち続けてほしい。
それが私たちの心からの願いです。
けれど、限界まで心身を削り、戦い抜いてきた彼女たちのことを思えば、安易に「頑張れ」と言い切れないジレンマが、スタッフとしての胸の内にありました。

だからこそ、あの一瞬。
彼女たちが叩き込んだ渾身のスパイクに対し、泥臭い操作でも、たとえ一方的でも、その瞬間に「ナイスキー」という言葉をデジタルな刻印として残せたこと。

あの時、あの瞬間に「ナイスキー」をコメント化できたことは、私にとって、そしてチームにとって、かけがえのない宝物になる。
不器用な挑戦でしたが、そう確信しています。


そして生まれた、「サク、炸裂」

そんなポンコツな運営でも、一瞬だけ、画面の向こうと熱が共鳴した瞬間がありました。
キャプテン・高山選手(さく)のスパイクが決まった際、私が打ち込んだ「ナイスキー、さく!」、そして「サク、炸裂!」というコメント。

その書き込みに対して、視聴者の皆様から「いいね」のような反応が、、、あったと思います。

一方的に流していたはずの言葉が、確かに誰かに届き、そこで小さな火が灯った気がしました。
画面越しにファンの方々と心が通じ合ったあの数秒間は、今シーズンの最後を締めくくる最高のご褒美でした。

記録としてのスコア以上に、記憶としての想いを刻む。
来シーズンはもっとスマートに(笑)、皆様と繋がれる場所を作っていきたいと思います。

今シーズンも、本当にありがとうございました。


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 ヴィアティン三重戦(2026年3月15日)

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