お知らせ

共に戦う、16人の選手。

今シーズンも残すところ、あと4試合となりました。
コートの上で火花を散らす選手たちの姿に、いつも熱いご声援をいただき、心より感謝申し上げます。

私たちが戦っているバレーボールという競技は、決してコートに立つ6人だけで完結するものではありません。
福岡ギラソールには16名の選手が所属していますが、一人ひとりに譲れない役割があり、その全員が「勝利」という一つの目標に向かって戦っています。


重圧を背負う、コートの主役たち

試合の幕開けと共にコートに立つスターティングメンバー、そして守備の要であるリベロ。
彼女たちは華やかに見える舞台の裏で、終わりのない分析と結果への重圧に晒されています。

相手チームから徹底的に研究され、弱点を突かれる日々。

どんなに体が悲鳴をあげていても、チームの軸として崩れることは許されないという孤独な責任感を背負っています。
一瞬の判断ミスが失点に直結する緊張感の中で、彼女たちは仲間の想いを繋ぐために、文字通り身を削って戦い続けています。


葛藤を抱え、影で支える「リザーブ」という矜持

一方で、交代の時を待つリザーブ選手たちの戦いもまた、同じくらい、あるいはそれ以上に過酷なものです。
彼女たちの役割は決して「控え」などという言葉で片付けられるものではありません。

福岡ギラソールの選手の多くは、昼間はそれぞれの職場で働く社会人としての顔を持っています。
リザーブ選手たちの中には、もっと練習したい、もっとボールに触れたいという熱い想いを抱えながらも、限られた時間の中で満足に練習ができないジレンマと戦っている者も少なくありません。
その葛藤を胸にしまい、彼女たちはコートの外からも全身全霊で「戦力」として動いています。

ある選手は記録係として一打一打を冷静に刻み、ある選手はタイムアウトの瞬間に、ずっしりと重い人数分のドリンクを抱えて一秒でも早く仲間の元へ駆けつけます。
大歓声が響くアリーナの中でも、仲間に自分たちの声が届くよう、顔の角度や声の通し方を工夫して喉を枯らす。
さらには、会場を一つにするためのダンスやパフォーマンスで観客の皆様を鼓舞し、笑顔を届ける。
そのすべてが、福岡ギラソールが勝つために欠かせないピースなのです。

「試合に出たい」という強い野心、練習環境へのもどかしさ、そしてチームを支え会場を盛り上げる「献身」。
それらすべてを力に変えて、彼女たちは準備を続けます。スタメンにアクシデントがあったとき、あるいは流れを変えたい決定的な局面で、リザーブ選手がコートへ足を踏み入れる瞬間。
その一歩には、裏方としての献身と、限られた時間の中で積み上げてきた自負が込められているのです。


16人全員が、福岡ギラソールの誇り

福岡ギラソールは、誰か一人のスターによって作られるものではありません。
交代で入った選手が一点を掴み取ったとき、ベンチが爆発するように喜ぶのは、その一瞬のために彼女たちが積み重ねてきた努力を全員が知っているからです。
スタメン選手が苦しいとき、ベンチから届く声や、献身的にサポートしてくれる仲間の眼差しに勇気をもらう。
そんな絆こそが私たちの誇りです。

試合終了後のサイン会。
そこには、フルセットを走り抜いた選手もいれば、仕事との両立に悩みながらも一瞬の勝負にすべてを懸けた選手、そして記録や給水、声援でチームを必死に支え続けた選手が並んでいます。

ご来場の皆様にお願いがあります。
もしよろしければ、ボールを追いかける選手だけでなく、ドリンクを運ぶ姿や、アップエリアで声を張り上げる選手の姿にも、ぜひ目を向けてみてください。
そして、彼女たち全員に温かい言葉をかけていただけないでしょうか。

「あのタイムアウトのサポート、助かったよ」
「仕事との両立、応援してるよ」
「いつもチームを支えてくれてありがとう」

その一言が、明日もまた、彼女たちを過酷な戦いへと向かわせる光になります。
16人全員が福岡ギラソール。

今シーズンも残すところ、あと4試合となりました。

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